運営者プロフィール

EDITOR IN CHIEF

ぐっさん|シニア採用責任者

  • コールセンター業界で複数センターの採用を管轄
  • 採用単価60%削減・年間140名採用実績
  • 2024年地方上場企業の採用戦略に貢献
  • 月2〜3回の説明会・年間1,000名以上と対面

「働きたいけど、雇ってくれる場所がない」

そんな声を、数百回聞いてきました。50代・60代・70代の方々を毎日のように面接し、一緒に働き、中には10年以上同じ職場で勤め続ける方もいます。

私がこのサイトを立ち上げたのは、シニアの皆さんに「採用する側の本音」を届けたかったからです。綺麗事ではなく、現場で見てきたすべてを、これから仕事を探すあなたに。

採用する側から、採用される側へ

このメディアのコンセプトは、ひとつに集約されます。

採用する側の本音を知っている人間が、採用される側のために書く。

世の中には、シニア向けの仕事情報サイトが数多くあります。しかしその多くは、求人を並べるだけ、あるいは表面的なマナー論で終わっています。面接で採用担当が本当に見ているところ、落とす人の共通点、受かる人の共通点。それらは、実際に採用の決裁をする人間にしか語れません。

私は採用責任者として、年間100名以上のシニアの方々と面接をしてきました。採用も、残念ながらお断りも、どちらもたくさん経験しました。その中で見えてきた「真実」を、求職者側に立って言葉にする。それがこのサイトの役割です。

◯ このサイトが伝えたいこと

面接で採用担当が本当に見ているのは、経歴でも年齢でもありません。現場で何百回と確認してきた、本当の判断軸をお伝えします。

アパレル店長からコールセンター採用責任者へ

セレクトショップで身につけた「人を見る目」

私のキャリアはアパレル業界から始まりました。セレクトショップでメンズのカジュアルからドレスまで扱い、最終的にはレディスの責任者を務めました。メンズ・レディス両方、オールジャンルを経験するのは業界でも稀なキャリアです。

接客してきたのは、若い方から上品な大人の方まで、幅広い層でした。比較的高単価なお店だったため、収入に余裕があり、ファッションにお金をかける層が中心。年齢を重ねた方の立ち居振る舞い、言葉選び、品格に日々触れる日々でした。

この時期に培った「人を見る目」と「年齢を重ねた方への敬意」は、今の私の採用活動の原点になっています。

2019年、通販支援会社へ転職

2019年、給与面と広告通販業界への興味から、通販支援事業を展開する会社へ転職しました。

しかし、入社してみて驚きました。会社のホームページはわかりにくく、面接でも詳しい業務説明があまりなかったのですが、実際に入ってみると「ガッツリコールセンター」業務が中心だったのです。

この時の戸惑いが、私の採用哲学の原点になりました。

MY POLICY

「求職者に対して、良いことも悪いことも全部正直に話す」
COMMENT
自分が入社ギャップに戸惑った経験があるからこそ、求職者に同じ思いをさせたくない。この姿勢は採用担当者としての私の核になっています。

シニア採用に振り切った決断

入社後、採用責任者としてコールセンター運営に関わる中で、ひとつの決断をしました。

シニア採用に全振りする。

当時、社内にも一定数のシニアスタッフがいましたが、一部では「センターを若返らせたい」という声もありました。しかし、若年層を採用するには他社と札束の殴り合いをする必要があり、私たちの採用予算や時給設定では現実的ではありませんでした。

一方、シニアの方々は採用コスト面でも、定着率の面でも圧倒的な結果を出せる。そう判断して、戦略を一気にシニア採用へ振り切りました。結果、2024年には会社の地方証券取引所への上場にも貢献することができました。 次は東証を狙っています。

現場で教えられたこと

コロナ禍に残ってくれた人たちへの感謝

採用責任者として何百人というシニアの方々と向き合ってきた中で、私の価値観を大きく変えた出来事がいくつかあります。

ひとつは、コロナ禍の経験です。

EPISODE

コロナ禍は、みんな怖かったと思います。それでも、多くのシニアスタッフが辞めずに残ってくれました。会社が不安定な時期に、「自分が支えなきゃ」と言わんばかりに踏ん張ってくれた。感謝しかありません。

「シニアは定着する」という言葉は、採用業界で昔から言われてきました。しかし、それを肌で実感したのは、このコロナ禍の時でした。愛社精神、責任感、仲間への想い。若年層にはなかなか見られない「芯の強さ」を、シニアの皆さんは持っています。

最後まで働き続けた方々から教わったこと

仕事を通しての関わりしか見えないので、ご本人の私生活の全てはわかりません。でも、長期入院で離脱した方、その後の消息がわからなくなった方、中には在籍中に亡くなった方もいらっしゃいます。

体調が悪い中、「娘に迷惑をかけたくない」と言って最後まで働き続けた方。子を想いながら、最期まで職場に立ち続けた方。私はそんな姿を、何度も目の当たりにしてきました。

親が年齢を重ねても働いている姿は、きっと子供にとっては安心感になります。孫にとっても「いつまでも元気なおじいちゃん、おばあちゃん」として、記憶に残るはずです。

辞めた方と街で偶然お会いすることもあります。中には、驚くほど老け込んでしまった方もいました。

◯ 働くことの意味

働くことは、辛いことも多いけれど、人とつながり、得るものも大きい。これは、シニアの皆さんから教えられたことです。

採用面接で、本当に見ているもの

多くのシニアの方に面接でお会いする中で、採用される方・残念ながらお断りする方には、明確な違いがあることが見えてきました。それは、経歴でも年齢でもありません。

見ているのは「挨拶」と「謙虚さ」

採用する・しないの判断で、私が最初に見ているポイントを、正直にお伝えします。

それは、挨拶と謙虚さです。これに尽きます。

シニアの方の面接になると、どうしてもこの部分がおろそかになる傾向があります。「年上だから」「経験があるから」という意識が、無意識のうちに態度に出てしまうのです。

受付のスタッフへの対応。電話での話し方。年下の面接官への姿勢。これらすべてで、人によって態度を変える方は、まず採用しません。その態度は、必ず現場にも出るからです。

「自分の子供が同じ目に遭っていたら」

時々、私はスタッフさんにこんな問いかけをします。

MY QUESTION

「自分のお子さんと同じくらいの年齢の人に、そういう態度を取るってどう思いますか?もし自分の子供が、誰かから雑で失礼な対応をされていたら、どう感じますか?」

会社は、年齢に関係なく成り立つ組織です。だからこそ、年下の受付・電話対応者・面接官に対しても、誠実に接してほしい。この想像力があるかどうかが、現場での適応力を決めます。

謙虚な人ほど、活躍する

特に男性に多いのですが、小さなプライドが邪魔をしてしまう方がいます。過去の役職、肩書き、経験へのこだわり。これらは現場では何の役にも立ちません。

一方、謙虚に「新しい環境で学ばせてもらう」姿勢の方は、年齢に関係なく必ず活躍します。経験は土台として活きますが、自慢する道具にした瞬間に、現場から浮いてしまいます。

4つのラボで、「これから」を見つける

このサイトは、シニアの暮らしを4つの軸で支えます。

カテゴリ扱うテーマ
仕事ラボ就職・転職・面接対策・コールセンター・パート
お金ラボ年金・扶養・節税・シニアの家計
学びラボ資格・スキルアップ・学び直し
交流ラボ地域・コミュニティ・夫婦・趣味

どのラボにも共通しているのは、「採用する側・提供する側の本音を、受け取る側に届ける」という姿勢です。表面的な情報ではなく、現場の実感を伴った生きた情報をお届けします。

最後に、シニアの皆さんへ

採用責任者として、そして一人のシニアと向き合ってきた人間として、最後にお伝えしたいことがあります。

年齢を重ねることは、素敵なことです。だけど、選択肢が減るのも事実です。仕事が決まらない方を、私は現場で何人も見てきました。

選ばなければ仕事は見つかります。でも、何を大切にするかによって、選べる道は変わります。だからこそ、このサイトで「採用する側の本音」を知り、ご自身の選択肢を広げてほしい。

そして、これはお節介かもしれませんが、私からひとつだけお伝えしたいことがあります。

◯ ぐっさんから、これから働く皆さんへ

  • シニアは若い人に負けません。でも、自分に甘えず、勤怠はしっかり守る。
  • 自分を「年寄り」と決めつけず、手を抜かないでほしい。
  • 仕事も遊びも、全力で楽しんでほしい。
  • 会社は、承認の場・居場所になります。家だけが居場所じゃない。

働くことは、生活のためだけではありません。誰かに貢献することで、自分の存在価値を感じる場所でもあります。いくつになっても、自分の居場所を持ち続けてほしい。

このサイトが、あなたの「これから」を見つける、小さな道しるべになれば幸いです。

まずは、あなたに合った仕事を見つけるところから

シニア歓迎の求人を、採用担当者の視点でチェックしましょう。
週3日〜・未経験OKのパート・アルバイトから、本気の転職まで。

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著者:ぐっさん|シニア採用責任者

EDITOR IN CHIEF

アパレル副店長を経て通販支援事業会社へ転職。シニア採用に振り切った戦略で会社の2024年地方上場に貢献。採用単価60%削減、年間140名採用、離職率38%から18%改善の実績。現在360名規模の組織の労務マネージャー兼採用担当。年間1,000名以上のシニアと対面で向き合っています。

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